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海外移住をする上で、移住先で働く必要がない資金を持っているならばそれに越したことはありません。金利のいい東南アジアの国を移住先に選べば、銀行の定期預金の利息だけでも生活することができるかもしれません。しかし、多くの方はそうではなく、海外移住後は現地で仕事を探して働く必要があります。

海外移住と聞くとなんだか華やかな印象を受けますが、仕事の問題は実にシビア。そこで、今回は現地における仕事の見つけ方や採用までの流れを紹介します。

求人事情は日本にいるうちから下調べしておく

まず、移住先が決まったら現地の求人事情を調べてみましょう。このとき大事なのが、「すでに移住する日にちが決まっているかどうか」です。現地の人材紹介会社に登録すると、担当者とオンラインで面談することになりますが、まだ移住する日が決まっていない段階の場合は、人材紹介会社の社員も「本当に現地に来るのかな」と勘繰るため対応もそれほどよくありません。

そのため、移住前にまずやってほしいことは、「現地の求人情報の下調べ」と「現地のタウン情報サイトのチェック」の2つとなります。

まずは求人事情と情報を把握しよう

初めての海外移住であれば、求人案件がたくさんある都市エリアを選ぶのがおすすめです。日本人旅行者が多い都市は、大抵日系企業も多く進出しているため、求人案件も比例しているでしょう。人材紹介会社のホームページで一覧を見ることができますし、「都市名+求人」などで検索すれば、社員を募集している企業のwebサイトがヒットするはずです。

ただし、日本にいる時点ではまだ応募・問い合わせはしない方がいいので、URLだけ控えておくといいでしょう。

現地在住者のタウン情報サイトのチェック

現地に暮らす日本人のためのタウン情報サイトも1つや2つはあるはずですので、こちらも要確認。求人事情も掲載していますし、賃貸アパートメントの情報や各種契約の方法、代行業者などもここで確認することができます。

移住して生活が慣れるまでは、基本的に現地在住者の力を借りて物事を進める必要があるので、なるべくタウン情報サイトに掲載しているお店や会社を活用して、日本人の輪を広げておくのがいいでしょう。

移住後は一人でも多くの日本人在住者と知り合おう

海外移住後は頼れる現地在住者の先輩たちからあらゆる現地情報を教えてもらうようにしましょう。タウン情報サイトには日本人同士のクラブやサークル、集まりの募集が必ずありますので、それらに参加してネットワークを広げることに努めるのも重要。ある程度お互いを知るようになったら、それとなく自分がいま就職活動をしていることを相手に伝えてみてください。「じゃあ俺のところで働く?」、「知り合いの社長さんたちに当たってみてあげるよ」と言ってくれる人がきっといるはずです。

クラブやサークルの参加者の大半は駐在員のため、採用の決定権を持っている責任者であるという利点を上手に活かすといいでしょう。

面接から採用までのプロセス。日本との違い

海外移住を果たして生活基盤を築いたあとは、いよいよ就職活動の開始です。まずは人材紹介会社に登録して面談を行いましょう。実際就職面接および採用までのプロセスは日本とそう変わりはありません。

  1. 人材紹介会社を通して応募する企業を決める
  2. 履歴書・職務経歴書の書類審査
  3. 対面面接
  4. 合否

となります。海外の場合は日本人移住者自体が少ないため、求人条件にマッチしていれば書類審査は極めて高い確率で通過します。

一方で求人条件に1つでも当てはまらないと見送られる可能性も高いです。これは多くの現地企業は切羽詰まって人材を募集しているのではなく、「こんな条件に合致する人材がいたら採用してもいいかな」程度で求人を出しているからです。また、対面面接は日本では2~3回ほど実施しますが、海外移住先では最初から会社の社長クラスと面接するので、ほぼ1回で決まりますので、満を持して臨みましょう。

他エリアも可。面接はSkypeのビデオ通話で

海外移住先で自分に合う仕事がなかなか見つからない場合は、人材紹介会社の担当と相談して求職エリアを広げるのも1つの手です。その場合、書類審査に通過したあとの面接は直接行く必要はなく、Skypeのようなオンライン通話で済ますのが一般的となります。

最近はzoomが流行っていますが、そもそも1つの企業に日本人スタッフは1名もしくは2~3名程度しかいませんので、普通は1対1の面接が主となるでしょう。アジアでは都心であってもネット環境が悪く、ビデオ通話だとカクついてしまうことが多々ありますので、オンライン面接が決まった後はネット速度が速い場所探しも必要となります。

採用前に「ビザの取得の有無」を必ず確認して

面接に合格して採用された場合は、出社日を決めて勤務開始となりますが、その前に必ず確認をしてほしいのが「ビザ取得の有無」です。国によって複数のビジネスビザを条件に応じて取得することができますが、ビザの取得を会社側でしてくれるのか、それとも自己負担かつ自分で手続きをしなければならないのかは大きな違いがあります。

中規模以上の会社であれば、ビザの手続きは会社側で済ませてくれますが、零細から小規模の会社の場合は、自分で手続きをする必要に迫られる可能性もあります。また、できれば面接時に「レジデンスカード(一定期間のビザ免除)」を取得させてもらえるかも聞きたいところです。

レジデンスカードさえ取得できれば、仮に入社後に何かしらの理由で退職することになっても、カードの有効期限内はビザ免除で当該国に居住することができます。

やる気があれば仕事探しはそれほど難しくない!

もしかすると、自分のやりたい職種の募集案件がないこともあるでしょう。しかし、もともと日系企業がそれほど多くはない中、人材が空くのをひたすら待つことはできません。新たな門出として未経験の業界に足を踏み入れるのも貴重な経験になるはずです。

日本でも通ずるところもあるかもしれませんが、「やる気」がまずは大切です。面接官に自分がここで働きたい理由と意思を明確に伝えることができれば、相手企業も信頼して採用を検討してくれるに違いありません。




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