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慣れ親しんだ会社を何かしらの事情があって辞めることもあります。それが大手企業や一見何の不満のない所謂ホワイトな会社であれば、なかなか踏ん切りがつかなく、何度も「本当に辞めてしまっていいのか」と考えてしまうものです。

パートナーや両親から引き止められたり、友人からも「今の仕事辞めるのもったいないよ」と言われると、なんだかそんな気がしてしまい、辞める機会を逃してしまうことだってあるでしょう。

そこで、今回は経験談を交えてホワイトな大手の会社を辞める勇気の持ち方をご紹介します。

ホワイト・大手の会社を辞めることができない理由

会社を辞める理由は実にさまざまです。一見すると会社に不満を持つ人が多いように見受けられますが、実はそれ以外にも「他にやりたいことがある」、「さらなる高みを目指したい」、「夢だった海外移住を果たしたい」といった理由で辞める人も少なくありません。

中には「今の会社が居心地がいいから、自分が成長しない」ことを理由に退職届を出す上昇志向のビジネスパーソンもいます。しかし、年収、福利厚生、社内雰囲気などに特に不満がなく、勤め先がホワイトで有名な大手企業の場合、どうしても退職するのは後ろ髪を引かれる思いとなります。

このようなホワイト企業を簡単に辞めることができない理由は、「退職後のビジョンがまだ明確に決まっていない」、「次の就職先が自分に合うか分からない」、「今の生活に戻ることができなくなる」からです。子供のいる既婚者であれば、パートナーからも似たようなことを言われるのではないでしょうか。

しかし、ここで立ち止まってはいけない理由は、当人が一番よくわかっているはず。勇気をもって退職届を出す必要があります。

経験談~とある大手食品メーカーに勤める25歳

山田宏(男性・26歳・既婚)は25歳のときに中途採用として大手食品メーカーに入社しました。入社時期は就職氷河期時代だったこともあり、100倍以上の倍率をくぐり抜けて最終面接に合格。年収350万円だった前職と比べ、転職後は500万円を超える年収を手にすることに成功。誰もが知っている大手食品メーカーで働き、同じ年代の人と比べても年収を上回り、妻も大いに喜んでくれました。

また、大手メーカーのためブランドイメージを傷つけないよう、好待遇は年収だけではなく福利厚生も申し分ありません。充実した日々をおくり、何の不満もない生活に幸せを感じていましたが、山田さんは一つだけ今の生活では叶えられない夢がありました。

それは「東南アジアに移住する」ということ。

山田さんは学生時代から時間を見つけてはアジアを旅し、大学のゼミでも東南アジアを専攻。「20代のうちに一度は東南アジアで暮らしたい」という夢をいまも抱いていました。

ブラック企業なら踏ん切りがつくが、ホワイトの会社だと辞める勇気が……

「上司からパワハラを受けている」、「毎日残業で夜23時帰社」、「休日出勤も多いし手当もすくない」
勤務先がそういったブラック企業であれば、辞めるに躊躇はしません。むしろ退職届を出すことに喜びさえ覚えるかもしれませんね。

しかし、辞める理由が会社にはなく、自分自身にある場合はそうはいきません。これまでよくしてくれた会社の同僚上司には申し訳ない思いが拭えませんし、今の年収とステータスを手放すことに対する躊躇いは退職する日まで続きます。

しかし、山田さんは誰もが羨ましがる年収を貰い、文句の1つもないようなホワイト企業に勤めているにも関わらず、たったの1年で退職を決意したのです。

辞める勇気をくれたのは、やはり自分の「夢」と「目標」

山田さんが会社を辞める勇気を持つことができたのは、海外移住を果たしたいという「夢」と「目標」があったからです。

ブラック企業で働いている人が会社を辞める場合は、「今の生活から抜け出せる」ことと「次の仕事はいまよりも良くなる」という希望を糧にして退職届を上司に提出することができます。ホワイトの会社を辞める場合は、理由こそ異なりますが、原動力は同じ。

山田さんの場合はいまのステータスや生活を変えてでも叶えたい夢があり、それが会社を辞める勇気をくれたのです。

ホワイト・大手の会社を辞めたい人は、退職後の生活を具体化してみて

山田さんは上司に自分の夢を報告し、会社の退職を決意。先輩上司も最初は引き留めてくれましたが、「やりたいことがあるって羨ましいな」とむしろ応援してくれました。山田さんにとってはこれ以上にない円満退社となったのです。その後はたんたんと事務整理をするのみ。仕事の引継ぎ、退職日の決定、有給休暇の消化などを経て問題なく会社を辞めるに至りました。

ホワイト・大手の会社で働いている人は、今の仕事に満足しているかもしれませんが、今の人生に満足しているとは限りません。もし他にやりたいことがあり、それを達成するためには会社を辞めなければならないのであれば、まずは会社を辞めてまで達成したい夢や目標をいまよりももっと具体化してみてください。

今回の山田さんのケースでいうと、山田さんは1月に入社し、退職を考えたのは同年10月。その後一か月以上毎日退職後の移住先の生活ばかり考えていました。また驚くことに山田さんは会社を退職する前に、すでに海外移住先の片道航空券を購入していたのです。そして同年12月末日をもって退職し、翌年1月中旬に無事東南アジアに移住を果たしたのです。

このように退職後の生活を可能な限り現実的にすると、会社を辞める・上司に退職届を出すという行為が非常に簡単に思えてくるのです。是非実践してみてください。




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