「書いても書いても中々アクセスが集まらない」
「トレンドアフィリエイトで稼いでいる人は、どんな書き方をしてるの?」
「2022年以降トレンドブログで稼げる書き方を知りたい」
このような疑問に回答します。
この記事の結論として、現在知り得ている「トレンドブログの書き方」に関する情報は、一旦すべて捨てましょう。
なぜなら、巷に溢れている情報 / 稼げたとされるノウハウは一昔前のものだからです。
2022年8〜9月に、Googleは新しい方針[ガイドライン]の発表とコアアップデートを実施しました。
詳細は下記の記事をご覧いただければと思いますが、今回のGoogleの公式声明はトレンドブロガーにとって決して無視できない内容となっています。
「中古ドメインの積極利用」「1つの話題に対して複数のキーワード展開(面戦略)」「チーム戦略[運営]」など、大きく稼げると謳われるノウハウも、Googleのニーズからは大きくズレています。
大切なのは、Googleの本質を知り、Googleに愛される書き方でブログ運営すること。
本記事では、Googleの最新の見解を踏まえながら、これからのトレンドブログ運営のヒントになるような考えを共有していきます。
トレンドブログ実践者に警鐘!Googleが求めるのは「運営者情報」
2022年8月にGoogleが公式発表したガイドラインを要約すると大きく2点です。
- E-A-Tの強化
- 情報の信頼性の担保
これらを推進すべく、新しい機能[About This Result][コンテンツアドバイザリー]を導入するなどして、Googleは急ピッチで環境を整えています。
そして、今回のGoogleの見解を受けてトレンドブロガーが見つめ直さなければいけないのは、間違いなく「信頼性の作り方」でしょう。
現在の環境下では、「誰がブログを運営しているのか」「どの立場にある人間が情報を発信しているのか」を細かくチェックされます。
故に、
- プロフィール[運営者情報]の作り方
- ネタ選びのやり方 / 考え方
- 主張を裏付ける根拠の提示[書き方]
を抜本的に変えていかないと、全く上位表示されない未来が訪れてしまう可能性は0ではありません。
大事な視点は、その場しのぎの小手先のノウハウ(中古ドメインなど)に頼るのではなく、Googleの本質から糸口を探求し続けること。
本気で稼ぎ続けたいと思うならなおさら、その部分にいち早く気づき先手を打つべきです。
歴4年が徹底考察!新・トレンドブログの書き方はコレだ!
Googleが求めているのは「信頼性の担保」であるとお伝えしました。
この視点から、業界歴4年の僕がトレンドブログ実践者に伝えられる視点を3つご紹介します。
- E-A-Tを軸としたブログ設計
- Googleに愛されるライティング
- アクセス視点からユーザー視点へ切り替え
一つずつ順番に見ていきましょう。
ポイント①E-A-Tを軸としたブログ設計
E-A-Tとは、Googleによる「良いコンテンツとは何か」を定める評価指針の一つで、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)のぞれぞれ頭文字をとって省略した呼び方となります。
引用元:E-A-Tを徹底解説! SEOに重要な理由と高め方をガイドラインから読み解く
上述でお伝えしたとおり、今のGoogleは「誰が運営しているのか」「どの立場にある人間が情報を発信しているのか」を細かく見る傾向にあると考えられます。
ここから考えられる戦略は、本来のブログ運営に立ち返り、自分のブログに権威性をしっかりと立てること。
もう少し具体的にイメージしていきます。
例えば、阿部亮輔さんが運営している「教育トレンドブログ」は、非常に分かりやすい権威性の作り方です。
・教育現場(塾・学校)経験10年以上
・教育学修士号の取得
・教育IT企業を2社務めた後に独立
・現在はキャリア・WEB事業企業の代表取締役
これらの立場から、教育に関連するトレンド情報を発信するコンセプトは、Googleが求めているブログ設計と言えるでしょう。
他のジャンルでも、例えば
・ドラマブログを作る場合は、ドラマ研究化などの権威性
・芸能ブログを作る場合は、インタビュアーなどの権威性
・スタバ特化ブログを作る場合は、愛好家などの権威性
といったように、然るべき立場にある人が然るべき情報を発信するという考えを、根底に置く必要があります。
繰り返しになりますが、大切なのは「誰が運営しているのか」をユーザーに開示し、情報の信頼性を出すことです。
巷に蔓延しているトレンドブログは、そもそもに運営者情報が載っていないものが多いので、ここを抜本的に見直さなければ、スタートラインに立つことすら難しいでしょう。
ポイント②Googleに愛されるライティング
Googleに愛されるライティングをしなければ、Googleに嫌われるのは明白です。
好かれるライティングというと、例えば以下のような書き方が該当します。
- 結論を先出しする(1分1秒でも早く悩みを解消する)
- 代名詞を使わない(これ / それ)
- 冗長表現を避ける(することができます)
- キーワードから読者の悩みを読み解く
- Webライティングのルールを守る(英数字は半角、語尾は連続で使用しない等)
- 著作権を確実に守る
- 主張を裏付ける根拠(参考URL)の記載
などなど。
上記のように読者とGoogle両方を意識したライティングをしてこそ、評価されるブログが作れます。
一方で、
「まとめ文のいかがでしたでしょうか。」
「リード文のみなさん」
「1記事複数検索意図(キーワード盛り盛り)」
「調べたけど分かりませんでした」
「根拠のないデマの拡散」
など、Googleのニーズとは真逆のことをしているようでは、完全に見放されてしまうのは明らか。
トレンドブログで稼ぎたいなら、巷の情報を鵜呑みにせず、まずはSEOの本質から学んだ方が良いでしょう。
◆おすすめ書籍①Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
◆おすすめ書籍②沈黙のWebライティング
ポイント③アクセス視点からユーザー視点へ切り替え
トレンドアフィリエイトの醍醐味は、世間のニーズをいち早くキャッチし、瞬間的で爆発的なアクセスをブログに呼び込むこと。
しかし、この手法の致命的な部分は、ターゲット目線が抜け落ちてしまう点です。
例えば、まだ記憶に新しい山口県阿武町4630万円の問題。
この事件の裏側では、Yahoo!ニュースも乗りあげるほどトレンドブログが問題視されていましたが、その話はさておき、「給付金4630万 実名」のキーワードからトレンド手法の問題点を見ていきたいと思います。
実際に、2022年9月現在にこのキーワードで上位表示している記事を確認してみましょう。
タイトル:山口県阿武町4630万円の男は誰か実名を特定!年齢は24歳で顔画像付きで紹介!
おそらくブログ運営者は”世間が注目しているネタだから(サジェストキーワードに表示されているから)”の理由一つで、記事を作成されたかと思います。
しかしながら、ユーザー視点に立ったときには、果たしてユーザーが求めている内容なのでしょうか。
ユーザーは、当然ながらそれらに関連した記事すべてを見たいとは思っていません。
ユーザーは、信頼できる情報筋から入手した”正確な最新情報”を知りたいと思っています。
故に、世間のニーズがあるからと、一般個人が勝手な憶測や感想で記事を書いては絶対にいけません。
これまでにもお伝えしている通り、然るべき立場にある人が然るべき情報を発信することを、ユーザーやGoogleはブロガーに求めているのです。
「信頼性を担保したトレンドブログ」を生み出せるかが鍵
トレンドアフィリエイトは、今まさに変革期と言えるでしょう。
Googleの見解を見るに、現在のトレンドブログ界隈の常識が常識でなくなる未来は、そう遠くないように感じます。
今後もトレンドアフィリエイト×中古ドメインのように、その時々で新しいノウハウは生まれると思いますが、大切なのは時代の流れに沿った戦略を取り、且つGoogleの「本質」を見失わないこと。
「信頼性を担保したトレンドブログ」を目指すことが、トレンドアフィリエイトで生き残る道となるのではないでしょうか。
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