「Webライターで活躍するには、とにかくスキルを磨かなければダメだ」
この考えに否定の余地はありません。
クライアントに最高の価値を提供し、その対価を得るには、スキルは絶対的に必要です。
しかし、スキルを身に付けさえすればWebライターは順風満帆なのかと言われると、それは完全にNO。
単発的なお仕事を引き受けることはあっても、継続的に稼げるWebライターには絶対になれないでしょう。
この記事では、『中々テストライティングに合格できない』『継続オファーをもらえない』といった初心者ライターに向けて、以下2点を解説しています。
- Webライターに必要なのは『人間性』である理由
- 採用率を爆上げさせる4つのコツ
「◯◯さんだから、お願いしたい」と言われるような、信頼×好感度120%のライターを目指しましょう。
【ラジオで解説】スキルでなく知識でもない!Webライターに一番大切なことは『人間性』である話
僕がディレクターを務めているWebライターメディア『かくらぼ』のYoutubeチャンネルで、Webライターに必要な『人間性』に関して、HP制作&SNS集客アドバイザーであるYumiさんとトークしてきました。
動画やラジオ派の方は、以下の動画をご視聴ください。
【断言】Webライターに必要なのは『人間性』である理由
Webライターに必要なのは『人間性』であると断言できる最大の理由は、クライアントは最終的に”人で選ぶから”です。
例えば、以下の特徴をそれぞれ持つ2人のWebライターがいるとします。
- A:言われたことは完璧にできる[修正ゼロ]が、コミュニケーションに難あり。
挨拶やお礼をしない。納期ギリギリで納品。 - B:修正箇所はちょこちょこあるが、コミュニケーションが丁寧。
挨拶やお礼は必ずする。納期に余裕をもって納品。
例が少し極端かもしれませんが、あなたは「Aさん」と「Bさん」のどちらを採用したいと思いますか?
おそらく10人いたら10人が「Bさん」と回答するでしょう。
なぜなら、判断基準として、『スキルよりもコミュニケーションの方が大切』と無意識的に分かっているからですね。
サラリーマンの方であれば、より想像が容易いことと思います。
例え、周り以上にお仕事が出来たとしても、上司に気に入られなければ昇進が難しいのと同じです。
Webライターは、お互いの『信頼』があって成り立つ[雇用]ビジネスである以上、『人間性』は必ず必要になります。
現役講師が教える!採用率を爆上げさせる4つのコツ
Webライターにとって『人間性』が重要である理由が分かったところで、次に、『人間性』を最大限にアピールするコツをご紹介していきます。
- 納期はあってないようなものとして対応する
- 挨拶やマナーを抜かりなく行う
- クライアントの時間短縮に貢献する
- 修正ゼロを目指して校正に命をかける
これらを受注活動に取り入れれば、採用率の爆上げが期待できます。
一つずつ順番に見ていきましょう。
①納期はあってないようなものとして対応する
今日から「納期はあってないようなもの≒どんな案件でも3日以内に終わらす」と捉えましょう。
残り◯日あるから◯日までにコレコレを終わらせよう…といった考えでは、普通のライターと同じです。
大切なのは、周りよりも自分を印象付けるように振る舞うこと。
ボリュームの多い案件を受注できたなら、なおさらチャンスと思ってください。
良い意味でのギャップを作ることが、クライアントを簡単に振り向かせる一番のコツです。
②挨拶やマナーを抜かりなく行う
当たり前すぎて、見出しとしてピックアップするのもおかしな感じがしますが、挨拶やマナーは抜かりなく行いましょう。
それも、徹底ではなく『凡事徹底(誰よりも徹底的に行うこと)』。
チャットツールでのコミュニケーションが苦手な人の特徴の1つに、「つもり」があります。
これは、以下のような「つもり」が該当しますが、意外にも無意識的にしている人が多い印象です。
- (ありがとうとお礼を言った)つもり
- (自分の中では解決したから会話が終わった)つもり
- (連絡を受けたから返信した)つもり
Web上では、対面での会話と違って、相手の表情や雰囲気が一才分からないですよね。
故に、文字で確実に伝えなければ、相手に”自分の状況や気持ち”が伝わるわけがありません。
上述の例で言うと、自分は「したつもり」でも相手は無視されたと捉えられてしまいます。
対面で会話するとき以上に気を遣って、挨拶やマナーが漏れていないか常にチェックするようにしましょう。
③クライアントの時間短縮に貢献する
相手に好印象を与える一番のテクニック、それは「相手の時間短縮に貢献すること」です。
例えば、WordPressで直接納品をしている状況。
執筆が完了し、完了の報告をするメッセージを考えてみましょう。
一般的には、下記のようなメッセージを送るのが妥当でしょう。
◯◯様、いつもお世話になっております。
タイトル:XXXXXXXXXXXの執筆が完了いたしました。
「下書き保存」の状態にしております。
お手隙の際に、ご確認いただけますでしょうか。
一方で、相手の時間短縮に貢献するために、一工夫を加えたメッセージは印象としてどうでしょうか。
◯◯様、いつもお世話になっております。
タイトル:XXXXXXXXXXXの執筆が完了いたしました。
「下書き保存」の状態にしております。
ログインURL:https://
※ログインの状態で上記URLを押すと、編集画面に直接ジャンプします
お手隙の際に、ご確認いただけますでしょうか。
おそらく誰もが好印象に感じるはずです。
この小さな差が、初心者ライターの成功の明暗を分けるのは言うまでもありません。
④修正ゼロを目指して校正に命をかける
クライアント経験を一回でもした人なら分かりみが深いと思いますが、クライアントは「素敵な文章を書いてほしいと思う以前に、修正ゼロの記事を納品して欲しい」と願っています。
それもそのはず。
修正ゼロの記事を納めて欲しいと思うからこそ、レギュレーションやマニュアルが存在しています。
その背景も分からずして、「マニュアルを見てください」「レギュレーションに書いてあります」と言われているようでは、絶対に継続案件を受注することはできません。
初心者ライターであれば、なおさら記事を書く時間以上に校正に時間を使いましょう。
「信頼関係」を築くことがライターとして活躍できる一番の秘訣
Webライターは、人と人とが関わって初めて仕事が成り立つビジネスです。
そこには、必ず『人間性』や『信頼性』が求められるため、例え小さな振る舞いでも、いい加減にすることは絶対にあってはいけません。
もし少しでも”窮屈だ”や”自分には合わない”と感じたのであれば、Webライターではなくブログに切り替えることをお勧めします。
『人間性』が大事であることを心の奥底に落とし込めた人が、真に活躍できる / 稼ぎ続けられるWebライターになれるでしょう。
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